待ちに待った合宿が始まるよ
7月22〜23日にチームのサマーキャンプそう合宿へ行ってきたのですよ。
当初の計画ではワタクシのふるさと福島をごあんなーい!企画だったんです。
もうワクワクが止まらんくて、旅のしおりまで作って準備してたっていうのに天気予報は無情の雨。。。
貸切状態で予約してある宿に問い合わせたところ、なんとキャンセルの判断が前日でも構わないとのありがたーいご回答。代案を練りつつ、お言葉に甘えて前日まで粘ったんですが東北地方の荒れそうな予報は一向に変わらず。
というわけで、テンションが下がらないように代案の『しおり』をば!!!
代案の目的地は長野は乗鞍〜安曇野 or 美ヶ原ルート。
とにかく森林限界突破しないと気が済まないのよ、もう!!
行き先を長野に変えたところで、雨から完全に逃れられそうじゃないところが判断を迷わせますが、やはりどうみても福島の天気のほうが悪そうなので、前日判断で行き先を乗鞍に変更することに決定。
夜用の酒とツマミも買ったし、準備は万端整いましたぜ!!
桜木町駅前に4時半集合!
レンタカーでハイエースとキャラバンを借り、マイミニバンと合わせて3台に分乗します。ハイエースロングだと前後輪外さずにロードバイク5台とか余裕で乗っちゃうのスゴイ。でも、騒音と乗り心地はひどいみたいでしたね(笑)
5時には高速に乗り、トイレ休憩入れても9時ちょいには宿泊のペンションに到着しました。乗鞍高原周辺にはコンビニがないので、かなり手前のコンビニにて補給物と買い忘れた追加物資を入手。
宿に着いたら、もう部屋に荷物を入れて構わないとのことでしたので、部屋に入って着替え、お酒を冷やしておいてもらいます。
よっしゃ本日のルート、乗鞍岳を制覇すべし!!
出発前に全員で集合写真ね。
乗鞍といえば『マウンテンサイクリングin乗鞍』ですね。
長野側から登るルートが乗鞍エコーライン。岐阜側から登るルートが乗鞍スカイライン。
ルートを引くのに、上高地の方をぐるっと回ってくることも考えましたがトンネルが多くて危険。スーパー林道とやらも土砂崩れで潰れて復旧の予定なし。距離は稼げませんが、岐阜側に下りて登り返す乗鞍堪能プランしか設定できなかったのよー。
で、『マウンテンサイクリングin乗鞍』の会場はエコーライン側らしいのです。
計測スタート地点は、乗鞍高原の少し拓けた交差点のあたりのようです。
宿からそこまでが3キロほど、で宿から頂上まで23キロ弱だったはず。
折しも、ツールドフランスも大詰めを迎えているタイミングでわりとみなさん頭の中がグランツールってるようでwww
まだパレードランだ、アタックがどう、逃げがどう、とか超級山岳に挑む気持ちが逸ります(笑)
20キロの登りを自分がどの程度の強度で走れるのかとか、よくわかりましぇん。パワメもありましぇん、心拍計も調子悪くて参考になりましぇん!ので自分の感覚を信じて登ってみましょう!
1/3ほど登ったところにある3本滝ゲートを越えたら、いわゆるエコーラインに突入となりマイカー規制がかかっているので、たまにバスが通る程度でストレスフリー!!
ひゃはー気持ちいい!!
中盤ちょっとペースダウンしましたが、淡々と登ることを心がけます。
勾配はエグいほどの場所はほとんどない印象。森林限界突破前の九十九折後半が斜度的には一番きつい箇所だったでしょうか。
残り3キロくらいで背の高い樹がなくなってきて、視界が開け、白い雪渓が見えてくるとテンションが上がります!!
大雪渓を過ぎ、夏スキーヤーに感心しつつ、ラストのストレート区間を堪能。
とうちゃこ。
ゴールがイマイチよくわからなくて駐車場の方まで行ってしまったのですが、獲得標高を稼ぎ??に、後続の様子見に戻ります。
写真を撮りながらゆるゆると。
続々と登頂!
女性陣も速い速い!!
骨折によるブランクから復帰したばかりのARMさんは、グループラインにてすでに裏には降りない宣言(笑)かなりキツかったようです。
レストハウスで休憩しつつ、メンバーが揃うのを待ちますが風邪治りたてのメンバーもいて、無理をしないとのこと。時間も12時30分をまわっていたので、反対側におりて、温泉街?で食べる予定だった昼メシを山頂レストハウスで皆で食べることに。
自転車定食ですって!
いかに坂バカが登ってくるのが分かりますね。
食事をしてると……窓の外は……
レイン。
降るとは思ってましたが、このタイミングで来ましたか。タイミングいいっちゃいいのかな。雨雲ズームレーダーとにらめっこしながら、変わりやすい山の天気がころっと変わるのを待ちます。
標高2700m。さすがに気温も低く、雨にあたったら凍えちゃう。というか、みんな既に結構ブルブル震えておる。私は不思議とあんまり寒さ感じなかったなぁ。
乗鞍体験済のメンバーによると、長野側の麓のゲートが閉まるのが18時なので、下山開始のリミットが17時ぐらいなのだそう。17時になると回収車に追い立てられるように下りる羽目になるそうな。
つまり、岐阜側に下って上りかえすとして、登頂のリミットは17時。間に合わなければまた岐阜側に下りて、上高地のほうの危険トンネルを通って大回りして帰らなきゃいけなくなっちゃうんです。それはダメなやつ。
という訳で、少し下れば雨雲もなくなりそうなので、雨雲ズームレーダーを信じて小雨のなか14時には下山を開始します。
その前に全員で集合写真撮らなくちゃ。雨で誰もいないし寒いからサクッと撮って合成で全員ね(笑)
ふたりは先に宿に戻るので、来た道を下って行きます。11名でいざスカイラインダウンヒル。ウェットだしスーパースローで下ります。下りだすとわりとすぐに雨もあがってドライに。気温も上がってホッと一息。
岐阜側ゲートから3キロほどのところにある夫婦松展望広場の駐車場で後続を待ち、時間を吟味。上から降りてきた車の方に、『お兄さんたちが走ってる道を外れてすぐのところで、熊がキョロキョロ見てたわよ~!』と伝えられます (๑°⌓°๑)
これから登って戻らなきゃいけないのに!
時間を考慮して5名は無理せず、登り返しのヒルクライムを開始。ITOさんはあと2キロ下って登り返すとのこと。この時点では予習不足でゲートまであとどれくらいとか分かってなかったので、後にITOさんはゲートまで降りればよかったと後悔することに(笑)
残りの5名で、ゲートを通過しすぐUターンしますが、ゲートのおじちゃんに入山チェックと熊情報でビビらされます。
15時ちょいには上り始めましたが、『2時間はかからないとしても、パンクとか何かトラブルあったら危ないねー』なんて話をしてた矢先にSWNさんのタイヤがぺしゃんこなっとるわい (๑°⌓°๑)
果たしてゲートのリミットに間に合うのか!!
後編につづく。