7月28、29日の週末。クラブウェルダンサマーキャンプ2018を開催いたしました。合宿ですよ、夏合宿!
昨年悪天候を避けて行き先を変更したので、そのリベンジということで私めのふるさとである福島を今年こそご案内!
まずは旅のしおりをね。
これテンションあげる重要アイテム。
参加人数は最大20名を越えるか?って感じだったので食事も手間取らないように予約しておきました。
あとは天気だなー。台風が来そうって予報にギリギリまで目を背け、きっと好転すると願って過ごした7日前~4日前。
2時間毎に天気予報と台風の進路をチェックして過ごした3日前~前日(笑)
初日、集合時間は4時30分。最終的な参加人数は16名。
なんとか台風は逸れて暴風域は免れる模様。もうそれだけで御の字としよう。初日の雨は避けられぬ。福島はそれほどでもなさそうな予報でしたが、集合時間帯が雨のピークっぽいので、車載前の雨濡れを避けるため全員がトランポ&ピックアップで対応。
今回はレンタカーのハイエースバンロングとキャラバンロング、KMKさんのハイエース、NMRさんの自家用車の4台体制。運転はそれぞれおれ、NMCさん、KMKさん、NMRさん。運転手の方々にはピックアップ含め負担の大きいところご協力いただきまして助かりました。人間は4人ずつ、バイクは6、6、4、0台を積んでいざ出発。
バンの後部座席はペラッペラでヘッドレストもないリクライニングもできない。罰ゲームみたいなもんなので、今年はくじを用意して参りましたよ(笑)
トランプの絵札16枚を準備して、まず運転手がエース4枚からそれぞれひいて、残りを皆にひいてもらう。運転手と同じマークの車に乗車(キングが助手席)というミニゲームwww
行き帰り2回ずつ計4回やったかな?寝られるか寝られないかがかかってるので案外盛り上がりました。コミュニケーションの活性化にもなりますしね(笑)
NMCさんのキャラバンに当たったときの落胆がみんな激しくて、なんかNMCさん可哀想(笑)おれ担当のハイエースも不人気なので、だいぶ複雑な思いをしましたよ…orz
ほぼ予定通り9時過ぎには宿にとうちゃこ。
福島県は裏磐梯の桧原湖畔の(正確には曽原湖)ペンション『木になる家』さん。オーナーがロード乗りなため、バイクラックがあったりロードバイク宿泊プランがあったりする自転車乗りに寄り添ったナイスなペンションです!
裏磐梯のペンション 木になる家 | 裏磐梯のウッディでアットホームな本格欧風料理のペンション〈木になる家〉
今回は貸し切りにしてもらえたので、荷物入れて夜用のドリンクを冷やしてもらうために搬入。
着替えて、いざ出発や!
晴れとる!!
1度履こうとしたヴェロトーゼも脱ぎ捨てて、行くぜ浄土平。
初日のルートはこんな感じ
湖畔のコンビニでドリンクを調達してまずは磐梯吾妻レークライン。予定では9時45分発で12時前にはランチ処に入りたし。30分ほど時間が押してるか。
コンビニからいざ出発。
スタートから昼飯処までの行程は53キロで、平均勾配-1%。
磐梯吾妻レークラインはアップダウンあって走りごたえ有り!
結構登るな…でも天気いいし気持ちいい。
雨ライドを覚悟してただけに、台風からの逆転劇に浮かれてました。
が、浮かれてられたのはここまで…
レークラインを抜ける手前で、明らかに行く先が霧?雲?いや雨でガスってるのでウィンブレorレインウェアを着用。下るって聞かされてるしね、まだけっこう登ることになるんだけど…(笑)
走り出すとすぐに雨が落ちてきます。
国道115号線に出ますが、土湯バイパスのトンネルをさけるため旧道に入ります。当然登りますwww
いや、騙すつもりはなかったですよ当然。時間的には余裕を持って設定してた…つもり。最初53キロ-1%を2時間30分ていどで考えてたんですが、ランチの予約時間が早めならとれると言われて無理やりねじ込んでしまったことと、予定より30分ほど遅れてたのが痛かった。
予約時間は事前に分かってたことだし、遅れは予想の範疇でしょう。スケジュール設定に無理があったのは否めません、反省。
ほんで、コースプロフィールうろ覚えで53キロ→35キロ&下り基調と言ってしまったもんで、下る下る詐欺だと非難の嵐(笑)
登りが現れる度に後ろから罵詈雑言が飛んでくる事態に(笑)
途中何度かお店に連絡しながら、なんとか土湯峠を越えホントに下って食事処に到着。お店のかた優しくて、ゆっくり気をつけて来てください&雨濡れもお気になさらずにと言っていただけて助かりました。
結局12時半過ぎに入店。一時間遅れ申し訳ありません。
ランチはジンギスカンの食べ放題!
登る前に食べ放題って!ってやはり言われましたが、注文楽だし会計楽だし安いし。この選択は当たりだったかな。
身体が冷えて冷房が寒いなり。スープとお肉でホッと一息。
食べ放題に惑わされず、自制心をもってね。
サラダバーとかカレーとかデザートとか充実のサイドメニューもたべほー。満足。
お店を出る頃は路面は湿ってはいるものの、かろうじて傘無しで人々が歩く空模様。浄土平まではもうコンビニがないので自販機で補給して出発。13時40分。
さあ、登るで絶景磐梯吾妻スカイライン
県道70号線フルーツラインに入り、いよいよ磐梯吾妻スカイライン登坂開始。アクチュアルスタートの合図を出すと(この合図が煽りにしか見えないとか言われる始末...)KMKさんがすっ飛んで行く。
先が長いので安易に飛び付かず淡々と追いかけるつもりで集団で走っていると、NMRさんチェーン落ちでストップ後退。
無理せずKMKさん捕まえるぞ。後ろにはSWNさん。
磐梯吾妻スカイラインは前半の高湯温泉までが最も急勾配でキツイ区間。クロモリで来たことを激しく後悔…でも絶対値として信用ならない1号機BMC号の中華パワメでなく、先日NMRさんから譲ってもらったstagesを付けてあったので、240~250W目安に淡々と。
おおぉ、NMRさんが後ろからあがってくるわい。さすが富士ヒルシルバー戦士、速いわ。実は長い登り(去年の乗鞍とかヤビツとか)でおれを倒してないとかで、今回はぶちのめすつもりで来ていた…らしいです(笑)
いや、明らかに格上だって言ってんのに。
ちょうど高湯温泉の急勾配を抜ける辺りでNMRさんに追い付かれ、KMKさんに追い付く。まだまだ先は長いし、この強度はちと辛いので、残りはゆっくり登ろうよと紳士協定を締結www
この二人とやりあうとマジで死ぬので正直かなりホッとしました。ちょいちょいNMRさんチェーン落ちたり、KMKさん足つりで遅れたりするも、協定を守って脚を緩めて合流しつつ。ラストだけ殺り合うかって話も出たけど、視界ほとんどないし、ポタとはいえ疲れてたのでそのまま3人で登頂。
絶景スポットの橋も、名物の硫黄噴出つづら折りも真っ白で何も見えず。。。
ちょうど16時に浄土平駐車場に到着。
レストハウスどこよ?何も見えねぇ。
着いた時はまだアイス食べる余裕ありましたが.....
レストハウスは16時30分にはシャッター閉めますよ〜と無常の宣告。
後続は営業時間に間に合わないかも....うう不安。
寒い。後続を待ちますが16時30分過ぎたら締め出される、うぅ。
先行部隊も締め出されて震えてるので、下れる人から先に下ってもらうことに。
後続部隊も登頂し、自販機補給だけして早々に下山開始。
この下山が視界ゼロ、強風、極寒で死ぬかと思った。。。
体重50キロ程度で脂肪無しクライマー男子のKKBさんとUENくんが特に青白くなってて、片足を浄土に突っ込んでる雰囲気で(笑)、心配でしたよ。
NMRさんのプーリーのボルトが無くなってたようで、チェーン落ちが頻発。
ゆっくりゆっくり下って、休憩地点のコンビニにようやく到着。
気温も上がってホッとしました。この時点で18時30分くらい。19時30分に夕食をお願いしてたので、ギリ間に合いそうだけど夕食前に入浴したいしバタバタしそうなのでペンションに連絡。
コンビニからゆるーい登りで宿に向かいます。一本道だし体を温めるべく千切ってやるつもりで踏むも、YHIさん、SWNさんを振り切れず。。むむ。
夕焼けきれいで、暗くなる前には宿に辿り着けそうで一安心。
ところが、宿近くのコンビニで不足物資を買い出しして後ろを待ちますが、全然こない。先に帰れる人は先に戻って入浴しててもらうことにして、後ろを待ちます。にしても来ない。やっとKMKさんが戻ってきて、メカトラが深刻そうだとの報告。なんとペンションのオーナーが車を出して救済に向かってくれたとのこと。
それならと、宿に戻りますが今度は先に帰ったはずのHROクイーンがいない!
車を出して捜索に向かいます。NMRさん達とすれ違ってすぐにクイーンも発見してホッと胸をなでおろす。
みんなびしょびしょドロドロなので、お風呂入って一息ついてからにしましょうかとオーナーが21時からのディナーを提案してくれてホントに有りがたかったです。濡れて汚れてても嫌な顔ひとつしないでフォローしてくれて、ロードに理解のある『気になる家』を選択して良かった〜。
さっぱりして落ち着いたら、お待ちかねの夕食。
乾杯してオーナー自慢のフルコース。
料理も一品一品うまし!
貸切にしておいてもらって本当良かった。他のお客さんいたらこうはいかなかったですね。
3杯目からは持ち込み飲料の許可をいただいて、夕食のお片付け後はTVにツール・ド・フランスをモニターしながら飲みに突入。去年に引き続きツール最終日の週末に日程が合うっていう。
前の日が準備やらでツール見てない方が多かったので、録画で19日目を残り30キロくらいから見てると、ライブの20日目TTを見る元気が残ってるメンバーは誰もいなかったですね。日付が変わる頃にはお開きにして明日の朝練に備えます。
明日の朝練には…
皆さん消極的な反応ですね(笑)
練習の鬼KMKさんがヒザ痛で回避するってことで、『KMKさんがやらないならいっか…』的な気分に…YTKさんなんかは絶対やらないしな(笑)
ところがOTK君はヤル気満々!おぉ!
前日2時間も寝てないしな、果たして起きられるのでしょうか…?
後編へ続く。